脱脂タンク

製品属性(仕様)

製品分類	ホッパー・槽・タンク	業界	一般設備
機能	板、パイプ、フランジ	サイズ	1100ｘ1700ｘ350
材質	SUS304	工程	溶接加工

製品画像(様子)

特徴

こちらは脱脂タンクの製品事例です。お客様の社内加工だけでは納期までの完成が厳しいということで、製品製作の一部数量をお手伝いしました。

本体は板厚3mmの2B材を使用し、補強材には同じく板厚3ｍｍの2B材をアングル曲げした物を数種類使用し、脱脂タンクを図面品２台、図面勝手反対品1台の計3台を受注製作しました。お客様との打合せでは、加工業者も同席して図面には記されていない溶接方法や合わせ部分、実際の仕上げについて細部まで打合せを行いました。勝手反対品の製作では本図面をコピー機の反転プリント機能を使用しコピーして加工がスムーズに進むよう工夫をしました。

画像でも分かるように製品の1つの面に配管が集中し、7か所中5か所はフランジを本体に直接溶接、製品底面は段差と傾斜があり溶接歪みの発生が予測されました。納品日まで日数が少なかったのですが同等レベルの加工を実現できる業者2社に依頼し、途中の立会検査、出荷前水張り検査も無事予定通り行い、お客様のご希望通りの製品を納期通りに納品する事が出来ました。

このように当社が提携している加工業者ネットワークを活用することで、納期が厳しい製品の加工・製作にも対応した実績がございます。また加工業者のほうで水張り検査のような最終検査まで実施できる体制もございますので、ご検討の方がおられましたら是非お気軽にご相談下さい

ステンレス製缶板金加工.comでは、大型のステンレスタンクや水槽のお問い合わせを数多くいただいております。当社が大型ステンレスタンクを加工する上で、気を付けている板金加工のポイントは、主に下記の通りです。

水張検査、水圧検査、気密試験の実施
歪みの少ない溶接を実施
精度の高い曲げ加工の実施
浸透探傷試験（カラーチェック）の実施

そして当社では、下記のような点に強みを持っており、大型ステンレスタンクの製作を行っております

タンク・水槽の足部分含めた製品全体を一貫製作対応
底や蓋で使用される鏡板の穴あけまで当社で実施可能
長尺幅広のレーザー切断加工機で切断可能
各種検査まで一貫対応可能
大型加工品をお客様の代わりに保管可能
分割設計による提案が可能
豊富な在庫を保有し、短納期対応が可能
大型の製缶品でも酸洗い等の仕上げを実施可能

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＞＞大型ステンレスタンク・水槽の板金加工のポイントを解説！

また、下記の「ステンレスタンク・水槽　技術ハンドブック」にて、2mクラスの大型ステンレスタンク・水槽の製缶板金にまつわる基礎知識や、曲げ加工から歪みレス溶接、水張・水圧・気密などの検査や浸透探傷試験による品質保証、さらには実際に当社で一貫製作したステンレスタンク・ステンレス水槽の製品事例まで、網羅的にご紹介しております。

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