製品属性(仕様)
製品 分類 | パイプ | 業界 | プラント |
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機能 | TP-S | サイズ | 48.6mm×350mm×2m |
材質 | SUS310S | 工程 | レーザー切断、矯正 |
製品画像(様子)
特徴
こちらの製品は、プロテクター(SUS310S)です。こちらの製品は、熱に強いSUS310Sを使用して製作しております。
そのため、耐熱性が必要とされる場所に使用されており、熱を伴う箇所に対して、こちらの製品を被せることで熱から保護する用途で使用されます。熱の影響が大きく、定期的に交換が必要な製品になります。
元々こちらは、1m以上のパイプをレーザーでまっすぐ切ること(半割すること)は難しいとして、他の業者様からお断りされて、当社にご相談のあった製品になります。
一般的にパイプの切断、半割を行う際は、ある程度の長さ、精度が求められる場合、レーザー切断機を用いることが多いです。特に、Mazakのパイプ加工の専用機がよく用いられるかと思います。しかし、そちらの機械を使用する場合、材料を移動させることで切断を行う形式のため、一回掴んで移動するのは600mm、それ以上の長さだと掴み直しが発生してしまい、その際にずれが生じて、完全にまっすぐ切断することが難しいとされています。
当社のパイプ用レーザー切断機械では、加工を行うパイプは動かさずに、レーザーが動く仕様をしております。そのため、2mの製品でも当社は一度にまっすぐに切断ができ、その精度も非常に高いです。
最初に母材のパイプが反ってしまっている場合、まっすぐ切断ができないことがございますが、当社は元商社として多数の在庫を自社で保有しているため、反りのないパイプを選別して使用するようにしております。
また、本製品の加工のポイントとして、レーザーの熱でパイプが曲がってしまう問題を、ジョイントを各所に設けることで防止しています。更に、矯正を行うことで、最終製品に歪みがない状態に仕上げております。
その他、当社のレーザー切断加工について下記記事でも詳しく紹介しておりますので、ご興味ある方は合わせてご覧ください。
>>ステンレスパイプの切断方法とレーザー切断加工のポイントを解説!
>>ステンレスパイプの切断方法とレーザー切断加工のポイントを解説!
このように、当社では他社でお断りされたような、2m以上のパイプの半割を一度にまっすぐ行うことが可能です。このようなお困りごとがございましたら、東京金商までに気軽にご相談ください。