ステンレス製丸棒の呼称の違い・定義について
ステンレス製缶板金加工 技術ニュース Vol.32 -東京金商株式会社ー
設計者・開発者の方を対象に、 ステンレス製缶板金加工に関する情報をご提供!
-目次ー
1.ステンレス製丸棒の呼称の違い・定義について
2.ステンレス丸棒に関する製品事例
3.ヨルダンと日本の友好70周年
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丸棒に関して呼び方が様々なことはご存じでしょうか?
「酸洗丸棒」「ピーリング」「プラスコンバインド」「みがき」「引抜」「直棒」「h9」「センタレス」「h7」等々、
これらが聞きなじみのあるものから、初めて聞いた呼び方もあるかもしれません。
また、上記に挙がっていないだけで、その他の呼び方をしている場合もあるかもしれません。
しかし、きちんと意味を理解して使用している方や、あるいは違いを聞かれた際に説明できる方は、あまり多くいらっしゃいません。
ステンレス(SUS)製丸棒を分類すると、およそこのように分類されます。
まず公差が①プラス公差、②マイナス公差、③プラスマイナス両方、の3つで分類されます。
そのうえで、加工方法、公差、さらに各社ごとの表現によって、およそ分類することができます。
【 食品機器用主軸 】
本製品は食品機械メーカーの搬送のライン駆動軸になります。 一般のピーリング丸棒では真円度や曲がりが有る為、 h9引抜丸棒を使用しております。本製品が使われる相手の 軸受けがマイナス公差になっており、一般のピーリングは プラス交差のため使えないのでh9引抜丸棒を選択しました。 ピーリングでは全体を一回削る必要がありますが…
【プラント設備向け 丸棒ロット品】
こちらは上下水道施設で水位・または水量を調整するために ゲート・バルブを開閉するロット加工品の事例でございます。 サイズは130パイ×5500であり、材料としてはピーリング棒 SUS304を使用しております。こちらのロット加工品を 製作するにあたっては、バンドソー加工並びに旋盤加工機による キー溝加工を施しております。
「ヨルダンと日本の友好70周年」が先日市ヶ谷のJICAプラザであり、創業者の奥様、佐野幸江さん(弊社取締役、以下奥様)の写真がヨルダン大使の目に留まり、展示されました。
そして11月13日(水)、「日本ヨルダン外交樹立70周年レセプション」が明治記念館で行われ、お招きに預かり、エル・ハッサン・ビン・タラール王子殿下をはじめ高円宮様が御列席するなか、音楽隊による国家演奏など行われました。
現職のヨルダン大使が大臣になられたため、アリ・アル・アラビヤット臨時大使をはじめ、サウジアラビア大使やルワンダ大使と交流を深めました。華やかな素晴らしいレセプションでした。
市ヶ谷のJICAプラザでの展示会場の様子
明治記念館でのレセプションの様子
◇◇お問い合わせ先
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東京金商株式会社
本社/ 板橋工場
〒174-0051 東京都板橋区小豆沢4-26-7
TEL:03-3967-9117
北関東営業所/ 大利根工場
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