ステンレスパイプの曲げ加工はなぜ難しいのか?

加工のポイントをご紹介!

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ステンレス製缶板金加工 技術ニュース Vol.19 -東京金商株式会社ー

 

設計者・開発者の方を対象に、 ステンレス製缶板金加工に関する情報をご提供!

 

 -目次ー

1.ステンレスパイプの曲げ加工が難しい理由と加工のポイントをご紹介!

2.ステンレスパイプの曲げ加工事例のご紹介!

 

   

1.ステンレスパイプの曲げ加工が難しい理由と

加工のポイントをご紹介! 

今回はステンレスパイプの曲げ加工が難しい理由と、加工のポイントをご紹介します。 

ステンレスパイプの曲げ加工が難しい理由は主に2つあります。  

 

理由①:加工硬化が起こる

  • 加工硬化とは、ステンレスに圧力を加えると、ステンレス自体が硬くなってしまう現象です。 

  • この加工硬化により、材料が脆くなってしまい、曲げによってクラック(割れのような傷)が発生することがあります。

理由②:曲げ部分にシワ・割れが発生する

  • 曲げ半径が小さすぎる場合、パイプの内側に圧力が集中し、加工硬化やそれに伴う曲げ部分にシワが発生することがあります。

  • また、曲げ方向が一定ではない場合、パイプの表面に沿った応力が

    作用しなくなるため、割れが発生することがあります。

     

    次に当社の曲げ加工のポイントをご紹介します。

    まず初めに紹介するのは・・・

 

   

2.ステンレスパイプの曲げ加工事例のご紹介!

  

【 高周波誘導加熱曲げパイプ 】 

 

こちらは、リサイクル装置でペットボトルの処理で 移動させるための配管部材です。 外径が大きいため冷間曲げが不可能なので、 外注先の高周波誘導加熱を利用した曲げ加工です。 外径が大きいため・・・

 

【 沪液パイプ 】

こちらは製紙業界で使用される炉液パイプです。 フィルターを兼ねて使用されるパイプ部品です。 Φ34の長尺パイプを適切な長さに切断カットした後に、 90度に曲げ加工を行い、3本のパイプを溶接接合しております。 写真では見づらいですが・・・

 

◇◇お問い合わせ

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東京金商株式会社

 

本社/ 板橋工場

〒174-0051 東京都板橋区小豆沢4-26-7

TEL:03-3967-9117

 

北関東営業所/ 大利根工場 

〒349-1148 埼玉県加須市豊野台2-567-10

TEL:0480-72-1231

 

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