【特注ステンレス製品】化学用途向けステンレスタンクの製作事例をご紹介!
ステンレス製缶板金加工 技術ニュース Vol.39-東京金商株式会社ー
設計者・開発者の方を対象に、ステンレス製缶板金加工に関する情報をご提供!
-目次ー
1.図面なし・途中での仕様変更にも対応する特注ステンレス製品製作2.温水ジャケットタンク製作事例3.市況懇談
お世話になっております。いつも当社をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
技術者・開発エンジニアのためのステンレス製缶板金加工専門のメールマガジンを毎月配信いたします。
ステンレス製缶板金加工に関する基礎知識や技術情報、最新事例を発信いたしますので、ご興味のある方は、是非ご一読ください!
1.図面なし・途中での仕様変更にも対応する特注ステンレス製品製作
ステンレス製品の製作において、「詳細な図面がない」「製作途中で仕様を変えたくなった」といったお悩みはございませんか?特に研究開発用途や一点ものの設備では、計画段階で仕様を固めきれないケースも少なくありません。
当社では、お客様の「こんなものを作れないか?」というアイデアを形にするため、図面がない段階からのご相談にも積極的に対応しています。これまでの豊富な実績とステンレス板金加工の知見を活かし、お客様のご要望をヒアリングしながら最適な構造や仕様をご提案いたします。綿密な打ち合わせを重ねることで、構想段階の製品を具現化するお手伝いをいたします。
また、製作途中の急なご要望や仕様変更にも柔軟に対応できるのが当社の強みです。完成後の製品への追加工や、当初の予定にはなかった機能の追加など、難しいご要望に対しても実現可能な代替案を模索し、ご提案いたします。
お客様の「困った」に寄り添い、最適な解決策をご提供する。それが私たち東京金商のステンレス製品製作です。
2.温水ジャケットタンク製作事例
【温水ジャケットタンク】
こちらの製品は、化学業界の研究施設向けに製作されたステンレス製の温水ジャケットタンクです。材質にはSUS304を使用し、サイズはΦ760×1500Lとなっております。液状の物質を撹拌する用途で使われるため、物質の抵抗を減らす目的でタンクの内面は#400バフ研磨で滑らかに仕上げました。また、内容物を一定の温度に保つため、タンク本体を内筒と外筒の二重構造(ジャケット構造)とし、その隙間に温水を通して保温できる仕様となっています。
今回の製作では、お客様から正式な図面がない状態で、製品の仕様と概略図のみを元に「このような製品は製作できないか」というご相談から始まりました。お客様はステンレス板金加工が専門分野ではなかったため…
3.市況懇談
8/20日本製鉄は、8/7 毎月発表のステンレス冷延店売り価格プラスk/5とした。 クロムCrの値上げ、為替の円安を反映させた。としている。
なんと、8か月ぶりの値上げだそうだ。8か月前2024年12月がk/5値上げであった、しかしその後 1月2月3月5月6月と計k/30の値下げに転じている。実は、7/26日経新聞ステンレス冷延市況6か月ぶりにk/625からk/565へk/60も値下げの発表があり、鉄鋼新聞では8/1東京地区冷延k/10マイナスk/560とした。
アンチダンピング調査も開始され、これで市場が引き締まり安値合戦もなくなるかと思いきや、現況は仕事も薄く海外材を中心に安値が散見される。
ふと、昔の資料を紐解くと、2003年10月新日本製鉄と住友金属がステンレス部門統合アロイリンク方式を採用し毎月の価格発表が今でも引き継いでいる。
何と、2003年10月k/20値上げ k/220 ニッケル5.01ドルとされている、それからわずか4年2007年5月ニッケル23.67ドル6月NSSC発表k/750 5月スクラップk/460 とメモされている。もうこんなことが無いと思うが??
激動を乗り越え8/22日本冶金 創立100年目になるそうです、同じ業界人として先ずは祝杯ですな。
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