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浸透探傷試験（カラーチェック）に資格はございません。浸透探傷試験は手作業で行われ、検査手順も難しくないため誰でも検査を行うことが可能です。しかし、試験結果の制度は試験技術者の技量に大きく左右されるため、クラック等の見落としリスクが高くなる傾向にあります。同一の規格、同一の手順書に従って検査をおこなう検査の場合、誰が何度行っても同じ結果・評価を得られなければなりません。

そのため、試験技術者の技術レベルを一定にする必要があり、その要求から国内においては、一般社団法人日本非破壊検査協会が、JIS Z 2305に基づき技術者の技量認定試験を実施し、合格した人には技術資格証明書が発行されます。当社では、この技術者資格証明書を保持している協力会社などと連携して、浸透探傷試験をおこなっております。